『諏訪式。』もうすぐ発売！

小倉様　早速の投稿ありがとうございます。それでは「諏訪式」何らかの形になりますが、使わさせて頂きたいと思います。今回の人の繋がりの事業は来年度に向けてさらに大きくしていけると考えています。何かのタイミングで小倉様の諏訪に対する講演などお願いできればなどと勝手に思っています。今後とも素晴らしいお仕事をお魅せください。ありがとうございます。

小原康さま　『諏訪式。』をさっそく書店にてお求めいただき、ご一読下さったとのことありがとうございます。諏訪式の幹事会、人の繋がりを感じますね。昨今、諏訪ばかりでなく日本列島の隅々にまで「東京式」が行き渡り、「人のつながり」が面倒なもの、因習めいた古臭いもののように思われているのだと思います。確かに煩わしい面もありますが、現代の生活スタイルに合う形に組み立て直すことが大切でしょうね。
　「道楽器械と呼ばれた男」は、新聞やチラシで拝見し、ちょうど武居代二郎のことを調べているタイミングでもあったので気になっていました。「諏訪式」は、まさに岡谷の代二郎の発明に冠されたものですから、私へのお気遣いはご無用です。

コメントを失礼致します。近くの本屋で見かけ購入しました。地元に60年暮らしていますが、さらに諏訪の気質について「諏訪式」という言葉で、より理解が深まった感が致しました。私は諏訪で結婚式を長いこと作らさせていただきました俗に言うウエディングプランナーです。コロナ禍と結婚式離れで挙式数が激減する中、以前特に昭和の時代、諏訪地方独特の「幹事会」と言う制度があって友人が友人のために準備から当日までお手伝いをして結婚式を運営すると言うまさに諏訪式の文化がありました。５０代以上のみなさんが知っている青年団のような集まりです。最近の人の繋がりの無さ、自分中心で協力ということが無く、コロナに感染すれば村八分のように追い出してしまう姿をみて、「最幸ウエディングを創る会」と言う協議会を作り諏訪人の本当の温かさを伝えるため、県の元気作り支援事業として
助成を頂きながらシンポジウムを11/23に岡谷カノラホールにて行う運びになっている団体の会長を努めさせて頂いている者です。（回りくどい説明すみません）
この諏訪独自と言う言い回しに悩んで何かいいキャッチはないかと日々悩んでおりました。
今回は演劇も作って上演したいつもりでいます。今まで「道楽器械と呼ばれた男」でシルクのストーリを上演したりしてきたのですが、なかなか決められないでいました。そして　本屋で目に飛び込んできたのが「諏訪式」でした、できましたらこの「諏訪式」をご紹介しながらどこかにメッセージとして使わせていただくことは可能でしょうか？コメントでお願いになりすみません。
私の父親も神主としてこの地方に尽くしてきましたので、大変興味深く　また学びとして読まさせて頂きました、ありがとうございます。

速渡 普土さま
早々に『諏訪式。』ご感想をお寄せ下さり、ありがとうございます。
信州のご出身でいらしたのですね。おっしゃる通り、私自身も諏訪を歩き、調べながら自分の中にランダムに記憶されていたことごこが、スーッとつながっていくのが、とても不思議で心地よいものがありました。
また、これは偶然ですが、「重厚長大産業」で勃興した川崎と「軽薄短小の産業」で栄えた諏訪はまさに好対照な地域で、それも諏訪を掘り下げてみたくなった理由の一つです。

ハチミツに心奪われて北海道へ…と拝見し、いろいろ伺ってみたいと思っています。
また、「故郷を離れた方が故郷を想う気持ち」についてもお聞かせいただけると嬉しいです。
これを機に、『諏訪式。』へのさらなるご意見や北海道、ミツバチのことなどご投稿いただける
ことを楽しみにしております！

コメントを失礼いたします。
信州出身・札幌在住の速渡と申します。
『諏訪式。』拝読しました。
第二章までは『そもそも』で繰り返し読ませていただいていましたが、第三章以降も次々に頁を繰って最後まで一気に読んでしまうほど惹き込まれました。

学生のころ、風樹文庫や守矢史料館を訪ねたり、『霧の子孫たち』を読んだり、宮本常一氏のあるいた場所へ出かけてみたり、ふらふらやっていたことが確かな線で次々に結ばれてゆくのも驚きでした。
物事を知ることも大事だけれど、それ以上に、物事と物事の関係性・つながりをきっちり見据えることが大切なのだなぁと痛感しています。
（“リビセン”にも帰省の際に寄ろうと思っていますが、まだ叶っていません）

小倉様のご出身の、多摩丘陵のことがらとの往還が各所に出てきて、それが重層的に響いてきて、風土との関係性などたくさんの問いをいただきました。

諏訪湖は“空”という箇所では、うつわ・土器を私は連想しました。
いただいた問いに対して、自分で答えを出すことを急がず、折に触れて紐解かせていただきます。素敵な御本をありがとうございました。