私が暮らしている品川区や隣の港区には、かつて常磐線沿線の千葉や茨城の農村地帯から、野菜等の「行商」の人たちがよく来ていたと言われています。
とれた野菜を背負って常磐線にのり、お得意先の家や料亭等を回って、売ったとのこと。しかし、時代の変化から、行商を見かける機会はほとんどなくなっていきました。
ところが、つい先週、近所の方から、千葉の行商の方が本当に久しぶりに回ってこられたという話を聞きました。
詳しい背景はわかりませんが、千葉で近所の料理屋や居酒屋等に野菜を納入していたところ、COVID-19で営業自粛になり、それでかつての顧客である都内の行商先を訪れているのではないか、とも推測できます。
いずれにせよ、かつてのことのように思える「行商」を通じた関係性が、現在も生きて続けているということが、COVID-19を通じて少し見えたような気がした出来事でした。
(退会しました。投稿は残すことを希望されました。)
2020/05/19
三鷹市にも新しい形での行商が生まれていると聞きました。たくさんのことが基本に立ち返っているように感じます。
https://www.businessinsider.jp/post-212701?fbclid=IwAR2-bFeRyubdVhtdsWLntu8ILJcOioeXMUcKUCMQ1CPlCDHLLNhvvQL0WmM