地域 長野県茅野市

【2025/03/22】 第一回諏訪円卓会議に向けて

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制度・仕組み

令和(2019〜)

~日々の暮らしに風土を見出すための「気づきの場」とはどのようなものだろうか。~

 

この日は第一回諏訪円卓会議に向けて、コアメンバーがマリオローヤル会館に集まり、話し合いを行った。

 

第一回目の諏訪円卓会議は7月に茅野で行われる。ゲストには幼少期を下諏訪町で過ごした建築家の伊東豊雄さん、茅野市出身で同じく建築家の藤森照信さんをお迎えし、『オオカミの護符』や諏訪の人々の営みを記した『諏訪式。』の著者である小倉美惠子さんが聞き手となり鼎談を行う予定となっている。

 

今回の話し合いは、今後この諏訪円卓会議をどのような場にしていくか、どのように運営していくのかを中心に話し合った。

 

「現代における【諏訪式。】ってなんだろうね」

話し合いの途中で出たこの何気ない問いに全員が考え込んだ。諏訪の人々は、諏訪の風土の中に暮らしを営み、「軽薄短小」を基本のスタイルとした産業を興し、自ら考え生きてきた。これを「諏訪式。」としたとき、こうした特徴を持つ「現代版の諏訪式。の何か」があるだろうか。私を含めメンバーの中に、具体的な物事を挙げられる人はいなかった。きっとこれは、これから、諏訪に集まる人々と一緒に見出したりつくったりすることが大切なんだと思う。

 

諏訪の中で暮らしているが、諏訪の風土の中に暮らしているとは言い難い私たちがもう一度、風土を真ん中に置いた暮らしを営むためには、どうすれば良いのだろう。この問いに対する答えを、様々な視点とみんなの心からの声を合わせながら時間をかけて見つけていきたい。それができる場をつくりたい。

 

広報や運営体制、資金など様々な面において具体的な仕組みづくりが不十分であるが、外してはならない諏訪円卓会議に対する想いを確認し合う時間となった。

写真

春の訪れ、福寿草
諏訪にいる、おいぬ様
2025/04/10

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諏訪円卓会議さんの投稿