村から街へ。
昔に戻りたいわけではない
さりとて このまま進みたくない…
今回の土曜日の会は、映画会を開催します。川崎市宮前市民館大ホールにて、アカデミック版「オオカミの護符」(73分)、と新作の「ものがたりをめぐる物語(前後編各61分)を上映します。ゲストに明治大学准教授の藤本穣彦さんをお迎えして、ささらプロの小倉美恵子との対談も予定しております。テーマは「本と映画と大学、その先に…」です。
ささらプロダクションが制作・著作する作品は、最近では大学などの教育機関で利用されることが多くなりました。その理由の一つに、これまでの教育のあり方が見直されているように思います。そうした課題から例えば大学では、学内での学びを基礎としながらも、日本各地に出かけてフィールドワークを展開し、地域の人々と新たな仕事を作りながら顔の見える関係を築こうとする動きも出て来ているようです。明治大学の藤本ゼミでは、学生の学びのテーマや地域の課題といったものを予め設定して地域に入り込むのではなく、学生同士の故郷を訪ね合うことから始めています。そこにはどのような意図があるのでしょうか。また今後、大学に求められている学びとはどのようなものなのでしょうか。小倉美恵子がお話をお聞きします。
後半は、新作映画「ものがたりをめぐる物語」を上映します。その後、映画を制作した由井英と会場の皆様とのトークセッションが予定されています。「諏訪・陸前高田、そして川崎との間(あわい)に」と題し、映画の撮影地から、その奥に広がる話を皆さんと交わし合いたいと考えております。
あなたの「気になる一節」を教えてください。
「オオカミの護符(新潮社)」もしくは「諏訪式。(亜紀書房)」の本から、あなたの気になる一節(文章)を抜粋して、教えてください。このページの紫色の「申し込む」ボタンを押し、お申し込み手続きを進めていくと、前述の質問に対する入力欄に行き当たります。その欄内に、抜粋文章をご入力ください。加えて、その文章を選んだ理由も添えていただければ幸いです。抜粋された文章は主催者がいくつか選び、会場でご紹介しながら対談の話題に加えさせて頂く予定です。
ささら作品をご持参の方は、200円キャッシュバック!!
開催日当日に、本の「オオカミの護符」、「諏訪式。」もしくは、DVD「オオカミの護符」、DVD「うつし世の静寂に」をご持参頂いた方を対象に200円をキャッシュバックをいたします。受付にてご持参いただいた作品を受付の係の者にご提示ください。
主催:土曜日の会
共催:ささらプロダクション
協力:ガイアシネマ、KaBos宮前平店、珈琲&レストラン アンジュ、土橋町内会、有馬町会、馬絹町内会