今日は快晴!!畑日和の一日である。てんとう虫の出迎えで心が躍る☀️
今日のメインは、まめの種まき。スナップエンドウとサヤエンドウの種をまく。この種も一枚の畑から採れたものだ。
種を植えるためにまずは畝を覆っている草を刈る。だいたい手の平を広げたくらいの範囲。鎌で土を軽くほぐし、張っている根っこは切り、表面を平らにして少し押して整え、種を三粒植える。だいたい、種の二倍くらいの深さ。土をかぶせたら少し押して上から刈った草をかぶせる。
スナップエンドウの種をまいたところには、時期を終えたナスがある。自然農の特徴は、作物と作物の重なり。その重なりを考えるのが面白い。夏が終わり、次は春に向けて準備。スナップエンドウは、冬の寒さに当てることで春にぐっと成長していく。マメ科の植物は根粒菌を宿す不思議な植物。根粒菌は大気中の窒素をアンモニアに変換する(窒素固定)。土の中にできた根粒は、次の夏に夏野菜を植える時の養分になる。人が手を加えるからこそ成り立つ循環である。
30㎝の間隔でまくが、その時役立つのは自分の足👣畝を一歩ずつ歩いてまく場所を測る。硬い土が好みのまめには好都合。私は24.5㎝。ちょっと短いがだいたいの間隔は分かる。ちなみに手はめいっぱい広げて20㎝✋
畑をする時の必須アイテムは鎌。鎌一本で、草刈り、穴掘り、根っこを切るなど色々できる。スコップだとこうはいかない。すごい道具だ。
落花生も収穫したが、驚いたのはカラスが土の中の落花生を掘り起こすこと。いつどこでそんなことを覚えたのか。誰に教わったのか、、、。それとも、もともとカラスが食べていた物を人が食べるようになったのか!?どちらにせよカラス賢い。「 藤本ゼミで“かかし”つくらない?」という話があったことメモしておきます🐦⬛
今日のお昼は外の薪ストーブを囲んでBBQ!鍋奉行ならぬ肉番長は交代して。採れたてのピーマン、ししとう、ナスは味が詰まっていて、お肉は柔らかくて、キノコは肉のうまみを吸収していて、美味しかった~ ごちそうさまでした。
最後に残しておきたいのは、種の話。由井さんに「何を育てるのが一番好きか」尋ねたところ、「何をではないが種をまくのが一番好き」という答えがあった。種は、2~3年、長ければはるか2000年、種のままでいても、畑にまけば芽を出し、育ち、収穫し、また種を採取することができる。当たり前のようだけれど、不思議で、面白い、と。
最近のゼミでは鮭は誰ものか、どんなものか考えている。種は誰のものか。頭が沸騰してきそうだ。一人じゃわからないから、この問いは持ち還る。
結葉