私が初めてその緑の土地を見た時、ひとつの言葉が思い浮かんだ。(あ、、"耕作放棄地"。)
しかし実際は、人の手が入り込んでいる「畑」である。(、、、え、、はたけ、?)
私は今日、その未知の畑に足を踏み入れた。
初めに行ったのは、観察。
どこになんの野菜があるのか、どうして一緒に植えるのか知る。観察が一番大事。
次に行ったのは、作業。
印象に残った作業は2つ。
1つは、草刈り。刈った草はできるだけそこに置いておく。太陽の光から種や苗を守るために。ふかふかに、ふんわりと、おふとんのように。
丈の長い草は少し長さを残して刈る。種や苗を虫から守るために。
そこにある草は、できるだけそこから動かさない。自然界の根、茎、葉、花はそこで生きて、分解して、また土になるはずだから。
2つめは、ひも結び。固く結べるのに簡単に解ける不思議な結び方。今日はいんげんのツルのために支柱を立てた。支柱を組んで、麻のひもで結びたい、結ぶというか、台風に負けないくらいがっちり固定したいのに、全然できない。とっても難しい。いつか10秒で結べる日は来るかな( ᐙ )?
畑とヒトは似ている。生き生きしたり、しおれていたり、円の時間の中で、変化する。
くるくるしているところに力は宿っている。ツルもくるくる、ワラビもくるくる、腸もくるくる、脳もくるくる。自然の中にはどんなくるくるがあるのだろうか。
自然をみる目を一つ手に入れることができた。
今日は、私の中の畑が更新された日。そういえば、はたけってなんで畑って書くんだろう。
家に帰って「畑 意味」で検索。
- 野菜や穀類などを作る農耕地。水田に対して、水を入れない耕地をいう。
- 専門とする領域・分野。
- 母親の腹。また、出生地。
畑って不思議!!
結葉
藤本ゼミ
千代田区
2024/05/28
由井さん、コメントありがとうございます。
畑と畠の違いについて調べてみました。
「畠」と「畑」の文学史(同志社女子大学 吉海直人)https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/13297
中国では「田」と「畑」が区別されていなかったこと、「畑」は「焼き畑」の事で毎年移動すること、「畠」は「水のない乾いた田」で水さえ入れれば田に戻り場所は移動しないことなど新しい知識を得ることができました。
水田に戻ることもなく焼き畑でもない自然農の「はたけ」にはまた別の漢字がつくれるかもしれないと思いました!!
にんにくは雨に濡れないようにします☔️