東京の品川の下町に住むようになって、「これは、知らない風習だな」と思うことが、いろいろありました。
毎年12月になると、近所の和菓子屋さんなどで「ちん餅たまわります」という張り紙が出るんです。
お正月用の鏡餅のことだなと、想像はつくのですが、なぜ「ちん餅」という言葉なのか、わかりませんでした。
それで、辞書で調べると、ちゃんとあるんですよね。
そもそも、鏡餅は自分の家でおもちをついてつくるものなんだけど、
いろいろ忙しくて(?)お金、つまり賃金(ちんぎん)を払って、お餅を買うことから
「ちん餅」というらしいのです。
品川は江戸時代は宿場町と栄えましたが、それ以前からも栄えた場所だったので、「まち」なんですよね。
私は広島出身、その後、京都市内に少し住んでいましたが、こういう言葉はなかったような・・・。
どのくらいのエリアで使われているのか、気になりました。
うちの地域では、使っているよ!
昔住んでいたところで、使っていたよ!
というのがあれば、教えてください。
TAMIKO
品川区
2020/02/12
由香里さま
コメントありがとうございました。岩国のご出身なのですね。私は広島市の出身です。お近くですね。
岩国のほうでは、「ちん(賃)つき」という言葉があったのですね。「ちん(賃)」が共通していますね。
どこか特定の地域ではなく、全国的な一般的な感覚だったのでしょうね。
「ちんもち」「ちんつき」という言葉が残っているところは、きっと古い風習とか感覚がまだ残っている証ですね。
東北とか、九州あたりは、どうなんでしょうね〜。こういうことを調べるにも、この「ホームタウンノート」は、便利そうですね。