東京都立埋蔵文化財調査センターでは、令和4年企画展示「境・道・恵―多摩区湯量の3つの顔」に関連する文化財講演会を行います。告知が遅くなってしまい、第1回は締め切りが近いですがよろしくお願いいたします。
第1回 10月29日(土)13:30~15:30「鎌倉への道・鎌倉からの道」
府中市郷土の森博物館館長 深澤靖幸氏(締切りを延長して10月25日まで Webで申込み)
多摩丘陵を横切る鎌倉街道を中心に、発掘情報や考古資料からわかるヒトやモノの往来に焦点をあて、中世の道の実像を探ります。
第2回 11月9日(土)13:30~15:30「ユーラシア旧石器文化の境界-モヴィウス・ラインと東西世界」
東京大学名誉教授 佐藤宏之氏(締め切り11月1日 往復はがきまたはWebで申込み)
ユーラシア大陸における前期旧石器時代の石器や石器製作技術の違いから、大陸には文化圏を東西に2分する境界があるという。モヴィウス・ラインと呼ばれるこの境界をめぐっては様々な解釈や議論が重ねられ、注目されてきた。
原人段階で見いだされるこの文化的差異は、現生人類ホモ・サピエンスの時代になっても存在し続けた。
現代の東西世界の異なりは、遠く原人の時代にその起源が求められるものかもしれない。
第3回 2月4日(土)13:30~15:30「多摩丘陵と武蔵野台地の地形がわかる環境変遷」
首都圏地盤解析ネットワーク代表 遠藤邦彦氏
(往復はがき受付中、Webは1か月前を目安に募集開始)を予定しております。(7月に空調故障のため日時変更)
期日が近くなりましたら、またお知らせいたします。
応募・詳細は 東京都埋蔵文化財センターホームページ( https://www.tef.or.jp/maibun)